四十日間南米半周

ここブラジルでは、だいたい12月と1月の2ヵ月が夏休みとなる。
一応宮仕えの身、さすがに私自身が丸々2ヵ月休むなんてことはできそうにないが、6週間程なら何とかなっちゃう感じなのである。
そもそもここはサラリーマンでも1ヵ月の休みを取ることが普通、ってか義務(ほんまか?でも確かに僕のお世話になってるマリーザさんが言ってました)というようなお国柄。
それに倣って休むときはがっつり休む、というのもまたフィールドワーカーとして大切な心得でありましょう。

というわけで行ってまいります南米紀行。あー嬉し。
途中友人とも合流するのだが、せっかく今ポルトヴェーリョというマニアックな場所にいるので、前半は一人で、この地の利を活かしたルートを回ろうと考えた。

まずは14日、ポルトヴェーリョから飛行機で1時間半ほど南下し、クイアバというマットグロッソ州の州都に向かいます。(あ、そういえばここで来年W杯、日本対コロンビア戦が行われますね。ほんま近いんで、せめてここだけでもチケット当てたい…)

そこからはそう、パンタナウボニートイグアスというブラジルが世界に誇る自然景観群を一捲りなのである!!
といっても、パンタナウだけで日本の本州くらいの大きさあるらしいからね。一体どこ行きゃいいのって感じなんだけど、まあここはミーハー根性丸出しで雰囲気味わえればとりあえずよいかなと。
ちなみにクイアバ以降の移動は基本バスの予定。ブラジルの広さを体感しよう。

イグアスから友人4名と合流、ブラジル側・アルゼンチン側双方のイグアスを堪能した後、12月30日、ともに一路サンパウロへ。
翌大晦日はそう、お待ちかねのサンパウロマラソンである!
たかが15kmの軟弱マラソンなのだが、この数ヵ月、我がアマゾンダイエットの大きなモチベーションであり続けてくれた。この落とし前、どうつけてくれようぞ。

さくっと完走して2013年有終の美を飾りたいと思っている。
んで、年越しはサントスにて花火と相成った。

次いで2014年元旦、7年ぶり2度目のアルゼンチンへ。
今回はブエノス滞在もそこそこに、南米大陸横断。
アコンカグアを横目に、メンドーサを経てチリはサンティアゴ到着。
しばし南下し、プエルトモンへ。
ここからは今回旅のハイライトの一つでもあるフェリーに乗船。
船から眺めるパタゴニアの氷河はいかばかりであろうか。

三日間の航海を経てプエルトナタレスで下船。
再びアルゼンチンに戻って、エルカラファテからサンパウロへ帰還。

本当はこんな計画なんかも立てず、出たとこ勝負で気ままに行けたらベストなのだけど、諸事情ありましてそういうわけにもいかず。
でもこうしていろいろ調べてると、楽しくって止まりませんね。

※ おおよその想定ルート。

関連記事

  1. The Remains of the Day on the Road

  2. 「伝統の森」を継承していくために

  3. Camino, 2019

  4. 東ティモール巡り

  5. Que rápido pasa el tiempo

  6. 韓国慶州・清州訪問

  7. 三一節、ソウル

  8. レンソイス

  9. 旅の本筋とは関係ない話 その2(デングと落語)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Author

えんたく(Entak)

PAGE TOP