旅の本筋とは関係ない話 その2(デングと落語)

そういえば前回、旅で遭遇したアクシデントの中で、一番どデカい出来事を挙げるの忘れていた。
出発早々にノルデスチで、日本でも猛威を振るったというデングに罹っちゃったのである!

やられたのはレシフェ、発症はサルバドール
確かにレシフェではやたら蚊にかまれるなあとは思っていたのだ。
でもブラジルだし、ここポルトヴェーリョでもいつもかまれてるし、大したことないだろと思ってタカをくくってたのだ。

甘かったね。

レシフェからの移動中からだんだん体調崩し、サルバドール着く頃にはすでに瀕死の状態。

普通の風邪とか、あとちょっとしんどいインフルエンザでもまあ2~3日寝てりゃだいたい治るじゃない?

デングは違う。
全身だるだる感、頭痛、関節痛、(途中から)発熱、(おれの場合は上半身のみ)発疹、、、この耐え難き苦痛がなんと一週間以上続くのだ!!
もう途中から、この苦しみから解放されるなら死んでもいいかな、てかほんま死にたい、と半分本気で思えてしまう驚愕の破壊力よ。
朝眠りから目覚めたときに、まだ治ってないと悟ったときのあの絶望感ったらないね。
今日も一日、この苦痛とともにあらねばならんのか、という。

おかげで、楽しみにしてたサルバドール、ベロオリゾンチ、オーロプレットあたりは半分くらいしか満喫できてない。まあ、死にかけながらも意地で街中は歩き倒したけどね。

で、ここからが今回の本筋とは関係ない話の本題なんだけど(ややこしいな)、いくら街中見て回っても、あの体調じゃ無理あるんで、不本意ながらどうしてもホテルの部屋に籠る時間も多くなる。
かといってずっと寝てるのも限界あるし、せっかくいろいろ本持参してたんだけど読む気力も起こらんし。
そんなとき、改めて落語はええのう、ということを言いたいのだ。

YouTube流しっぱなしにしといて、適当に笑い転げときゃいいんだからいやほんと、こんなお手軽気楽な暇つぶしほかにないよ。

いろいろ寄り道もしたけど、最近はベタに志ん朝、市馬、喬太郎、一之輔あたりのヘヴィローテーションに落ち着いている。
中でも志ん朝はほんま抜群にスゴいな。どれ聴いても外れなし。

そして折しも私がデングになりかけてたそのさ中、数年来一之輔のプチ追っかけをしているかつての同僚KIからこんな動画が送られてきた。

おおお。まさかのユニクロCMとは!
二つ目時代から落語界期待のホープであった春風亭一之輔師。
かつて海外に赴任する友人へ、日本土産にと師のCDをプレゼントしたのも良い思い出である。
当時はちょっと知る人ぞ知る感じが我ながら渋いとこ突いたチョイスやんと悦に入ってたんだけど、真打ち昇進後2年余りにしてはやお茶の間の誰もが知る存在となるか。

これで一之輔師は、人間国宝にまでなっちゃった米朝師や小三治師は除くとしても、
存命の中で最も一般に知られた噺家に駆け上がっちゃったことであろう。(あ、あと笑点メンバーも除く。笑)
最近のテレビの影響力は知んないけど。

無駄に複雑な気分である(笑)

私も、いつまでもこうしてくすぶってるわけにはまいりません。

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エンタク(Entak)

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