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『東京ラブストーリー』ふたたび

見てしまったよ。
パタゴニア道中、同行のしもみーからお勧めのドラマを聞かれたので間髪入れず「東京ラブストーリー!」と答えた。

彼は見たことなかったらしく、さっそくiPadに全話ダウンロードして見始めた。
隣でそんなことされると、こちらもまた見ずにはおられないではないか。その後拝借して、サンパウロへの帰路で全部見てしまった。一体何度目であったことだろう。

かつて私が人生で初めて最初から最後まで見通した連ドラであり、この分野において未だ本作を超える作品に出合っていない。

ま、冷静に見ると、どこが魅力なのかよく分かんない田舎出の冴えない青年カンチと、そんな彼をこれでもかというくらい執拗に追い回す非モテコミット全開の痛い女リカのお話で、演出的にもんなアホなって部分は多々あるのだが(最終回冒頭、リカの三たび振り返りながらの登場シーンとか)、それでもこのドラマの魅力は尽きることがないのであるよ。

何より23年前の鈴木保奈美が輝きすぎて眩しすぎる。

(ついでにこの前年に準主役として出てた『恋のパラダイス』も、はっちゃけててお勧め!一説にはこれがもとで本作の主演も射止めたとか)

10才ちかく歳の違うしもみーにとって、これまで鈴木保奈美は「たまにドラマに出てるキレイな女優さん」そして何より「石橋貴明の嫁さん」という程度の認識しかなかったらしい。初めて彼とのジェネレーションギャップを感じてしまったよ(笑)

最終回の電車内での号泣シーンは何度見ても泣ける。
何て切ないんだ!!と子供心に思ったものだ。

放映当時小学生だった私は、今やカンチやリカの歳などとっくに超えてしまった。

「昔っから光陰矢のごとしなんという言葉がありまして、これはどういう意味かというと、光陰というものは矢のごとしだなあ、という意味だそうですナ」(古今亭志ん朝)

改めて師匠深い!!シェークスピアにだって負けてません。
“O Romeo, Romeo! Wherefore art thou Romeo?……”

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