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仕事の合間を縫ってマナウス、クイアバ、ブラジリアでのW杯観戦を終え、無事帰ってきました。
といってもここブラジルで7月は、年末年始と並んで年に二度の長期休暇が取れる時期なんで、明日からさっそく二週間程またぶらぶら旅行出かけるんだけど。

とまれ、移動距離も長いし、日本戦以外は基本一人で行動だし、この間何かしらやばい目には遭うだろとは半分覚悟してたのだけど、幸運にもほぼ無傷でした。
せいぜい、予約の手違いでこの期間中のバカ高いホテル代、1泊分余計に支払わされたくらい。締めて約2万円の損失。ああ悔し。が、友人はレシフェにてナイフで脅されたらしいし、そういうのと比べたらまあこれくらい許容範囲だろ。

にしてもフットボールとはげにすごいのう。
会場のスクリーンでは試合前とかハーフタイム中、今大会の公式ソングがこれまでのゴールシーンや観客の熱狂とともに、繰り返し映し出された。

それを見るたびわしは思わずうるっとしてしまったぞ。
かつてベネディクト・アンダーソンは国民国家を想像の共同体であると喝破した。
そして今や世界はフットボールを通して、我々は一つであるという幻想すら垣間見せてくれるのだ。
宗教とかイデオロギーとかではなくして、たかがボール蹴りで人々がここまで熱中できるんだから、それがたとえ空想の産物に過ぎないとしても偉大すぎる発明ではないか。
といっても、サッカー興味ない人にとってはこんなもん理解不能な狂信イデオロギー以外の何物でもないんだろうなあ。

偶然に左右されるスポーツである。
であるがゆえに弱いとこは弱いなりの戦い方があるわけで、それゆえに自分たちでも上に行けるんじゃないかと思えちゃうし、そこに弱小国の人々も熱狂できる余地が生まれる。ほぼ必然しか起こらないスポーツであれば誰もここまで熱狂しない。
実際、スペインやイタリアやイングランドといった強豪と言われる国々はグループリーグで姿を消してしまった。
逆に言えば、ジャイアントキリングも大いに起こりえたわけなんだけど、我らが日本はあっさり敗退した。
こっちのほうは、期待外れであるが予想通りではあった(笑)

さて、偶然に支配されるとはいえ、予選突破ならともかく、優勝までするにはさすがにそれだけでは成し遂げられない。
EUROレベルだと、まさかのダークホースが優勝かっさらう例はままあるが(92年のデンマークとか、04年のギリシャとか)、少なくともW杯の舞台においてそのようなことは今のところただの一度も起こっていない。結局は強いと言われた国が順当に勝っている。というわけで予想もどうしてもベタなところに落ち着かざるをえないのだけど、決勝はドイツvsオランダ、もしくはドイツvsアルゼンチンを掲げておきましょう。前者なら74年の、後者なら86年・90年のカードの再現となりますね。
そして、優勝はずばりドイツでしょう。

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