木蘭の涙

スタレビの根本要さんといえば、10代の頃ラジオばっか聴いていた私にとって、やけに話のおもろいお兄さん、なのであった。

がしかし。

 
泣ける。

両親の両親、すなわち私の祖父母は四人ともすでに旅立った。
が、私ももういい歳なのでそれは珍しくないだろう。
一方、いまだ我が両親兄弟家族みな元気に健在である。
実はそれがどんなに奇跡でかけがえのないことであるか。

もちろんいずれそのときはやってくる。
私が親より先に逝くわけにはいかないのであるからして。

明日で東日本大震災11年目を迎えますが私だけ生き残り家族全員空へ旅立ちました。この時期になるとこの歌をつい思いだし涙が止まりません。辛いですが私は前を向いて生きてますよ。

追記、皆様方の温かいコメントで生きる勇気をいただきました。誠にありがとうございます。
しかしながら私もstage4の乳癌を先日宣告されました。
やっと家族の元に行けるという安堵感、私の頑固な気持ちのまだ、まだ、負けるものかという気持ちが入り交じっています。
折角、いただいた命、私は諦めませんよ!勝つまでは!

本当に、現世とは、長い長い旅路の中でたまたま限られた陽の当たる舞台にふっと出てきただけ、その役目を終えたらまた舞台裏に引っ込んでみんなワイワイ楽しくやってる、そんなもののような気がする。

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えんたく(Entak)

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