聖なる巡礼路を行く
家にテレビがないので、何ヶ月も前にどうしても見たくて義理の弟に録画をお願いしてたカミーノの番組、呑みがてらようやく見に行くことができた。 全3回シリーズ丸3時間、再会のご挨拶もそこそこにノンストップで堪能。2年前に通った道、そこかしこに懐かしい風景が映し出されて思わずうるっ。 登場人物の中では、さすがにブラジル人親子のキャラが秀逸! 10年に 一度は行きたい サンティアゴ
2021年2月8日
わせ弁
卒業以来行ってないはずなんで、多分ちょうど20年ぶりのわせ弁! 当時は確か大抵のメニューが300円台だったような。学食をも凌駕するコスパの良さで、よくここで腹を満たしたものであった。 現在こちらの茄子カラ弁当、唐揚げ増しで470円。それでも充分安い(この下に茄子とご飯が敷き詰められております)。オイル感満載の唐揚げが健在で嬉しい。
2021年2月5日
Farewell, 大浦食堂
なんと長年愛されてきた大浦食堂が明日閉店するという。最後に名物バタ丼食らおうと駆けつけるもタイミング逃してありつけず(家で完コピの味を再現済なのでまあいいけど)。 私個人としては短い間だったけど、お世話になりました。 神出鬼没な藝大OGコンマリとともに。 大浦食堂の閉店について
2021年2月2日
Adiós Diego
ショック過ぎて言葉にならない。 史上最高の天才にして、常に創造の源泉を与え続けてくれたディエゴが逝ってしまった。つい先日、60歳の祝福メッセージが各界から溢れてたとこだったのに。早過ぎでしょ。 きみはディエゴを見たか。 【追記】 泣ける。
2020年11月26日
革新の第九
サブで入っている授業を途中で失礼し、オルケストル・アヴァン=ギャルドの第九を聴きに一路みなとみらいへ。良きかな。ていうかよくこんなもん作るよねほんとに。人間とは思えん。 このご時世を反映して、チケットのもぎりはなし。一方で、当日券も出してお客は結構な入り。プルトも2人1台。どこで線引きするか、各館の試行錯誤が参考になりますね。 ちなみにアヴァン=ギャルドの熱情な指揮者はこんな方です。 第9回 渡辺祐介「ベートーヴェンと奏楽堂と僕」
2020年11月10日
劇場
なかなかぐさっときた。 自己中で自意識過剰だった(と自覚している)その頃の自分を思い出させた。こういうダメ人間を描かせると本当に上手いなあ。 原作の又吉直樹さんは別の著書で、くるりの「東京」がお気に入りだと書いていて、あの楽曲の世界観ともろリンクする気がする。
2020年10月11日
つながるベートーヴェン
夏の間に仕込んでいた特別企画「つながるベートーヴェン」がオープン。 どうぞご贔屓に。 つながるベートーヴェン https://www.pac.geidai.ac.jp/beethoven
2020年9月10日
未来をつくる言葉
前職時代RISTEXのシンポに参加した際、登壇されているのを一度見たことがある。 この本はすごいな。目次にすら到達する前の、最初の数ページですでにシビレる。 美しい文章!
2020年9月7日
チョンキンマンションのボスは知っている
巣ごもり中につき、大学院同期の出世頭の最新作(去年のだけど)読む。 さすが。めちゃおもろい。ハズレなし。 開かれた互酬性が基盤にあれば、あとは「ついで」「適当」「おこぼれ」で何だかんだ上手くいくのよね。 タンザニアの零細商人たちも香港のタンザニア人たちもみな、「人生は旅だ(maisha ni safari)」と語る。旅だと聞くと、旅の終わりが気になる。(中略)だが、日々の営み自体に実現すべき楽しみが埋め込まれていれば、一生を旅したまま終えても、本当はかまわないのだ。 …読ませるなあ。
2020年4月18日
ハワイより閉店のお知らせ
Messages from Hermès, L'Occitane, TUMI, Balenciaga, Gucci, Chanel, Bottega Veneta, Cartier, UNIQLO and Disney (ToT)
2020年3月18日
Hawaii
こんなときに人生初ハワイ。まあ前々から外せない用件があったのでね。 何より花粉症が止んだのが至福!
2020年3月15日
蜜蜂と遠雷
何年も積読状態のままで結局先に映画を見てしまった。 幻想の世界と分かりつつも、、、年とると涙もろくなってあかんワ。うるうるうる。 東京でも今や日比谷シャンテのみ、1/30(木)までです。 蜜蜂と遠雷
2020年1月27日
多聞寺
1月5日恒例、多聞寺の追儺式(鬼追い)。この日に地元いるのが珍しくて、多分10年ぶりくらいに行った。 やっぱ行くとおもろい。
2020年1月6日
ヤンゴン再訪
3年ぶりのヤンゴンでサッカー友達と再会。 この国でポカリ売りまくって今や大塚製薬ミャンマーの社長。話聞くにほんま勉強なる。 確か同い年。やるなあ! Photos:201912_Myanmar
2019年12月29日
第10回東アジア市民社会フォーラム(East Asia Civil Society Forum)
日、韓、中と毎年開催地持ち回りで行っているこのフォーラム、今回で4巡目の第10回を迎えました。私は前職時代に実行委員として携わっていたのですが、人手不足につき退職した今も手弁当でご奉公中。社会と公益セクターへの私なりの御恩の還元活動であります。 【追記】 Report:第10回東アジア市民社会フォーラム「長寿社会と市民社会組織」
2019年10月29日
居るのはつらいよ
前々作『野の医者は笑う』は前職T財団の助成を得て実施した研究の成果であって、オマケで我が元同僚たちのことも活写されていたのだけど、今作は当時の著者の本業をめぐる日常の物語である(でも1ヵ所だけ重要なポイントで財団の出来事とも交差する)。 仮想の登場人物と饒舌なレトリックが織り交ぜられているが、今作もめちゃ示唆に富む内容。 デイケアはコミュニティだ。しかも、究極のコミュニティだ。というのも、それは「いる」ために「いる」ことを目指すコミュニティであり、コミュニティであるためにコミュニティであろうとするコミュニティだからだ。(p.220) 絵描きの価値を、ゴールを決めた数で判断してはならない。ミダス王は黄金が欲しくて娘に触れてはいけない。同じように、「ただ、いる、だけ」の市場価値を求めてはいけない。(p.322) ぐるぐると回っているときには、価値を持っていた「ただ、いる、だけ」は切れ切れになると、決定的に無価値なものになってしまう。それらは文脈を失うと、グロテスクなまでに無意味なものに見えてしまう。こうして居場所は失われる。だって、無意味に見えるものこそが、生きづらい僕らの隠れ家として機能していたからだ。そこに自由があったからだ。(p.329) ケアする人がケアすることを続けるために、ニヒリズムに抗して「ただ、いる、だけ」を守るために、それは語られ続けないといけない。そうやって語られた言葉が、ケアを擁護する。それは彼らの居場所を支えるし、まわりまわって僕らの居場所を守る。(p.338) どこも同じ、「会計の声」とのたたかい(笑) にしてもこの医学書院「ケアをひらく」シリーズは名作揃いだなあ。編集者の本気を感じる。
2019年9月9日
陽だまりの樹
大学の図書館に揃ってたので、全巻借りて20年ぶりくらいに読み返したのだが、再読にもかかわらず、ここしばらく見たり読んだりした全ての作品の中でも一番響いたぞ。偉大すぎでしょ手塚治虫先生。 伊武谷万二郎の最期と、ラストの1コマだけで何杯でもいける!
2019年8月26日
バルパライソの長い坂をくだる話
会場はゲーテ、だけど全編スペイン語、かつほぼ一人語り、にして岸田賞受賞。 観客席には屋台やバーカウンターや船の甲板や二段ベッドまであって座ってよし寝転んでよし。 こりゃあたまげた空間。
2019年8月22日
您好
私が国際餃子連盟FIGA(Fédération Internationale de Gyoza Association)理事であることを知ってか知らずか、職場の暑気払いも餃子でありました。 この店、私は初めてでしたが、絶妙な餡の配合と厚めの皮は旨味を逃さない。焼のみならず、普段見過ごされがちであった水餃子の概念を覆す逸品であるといえるでしょう。 新宿と笹塚に挟まれて気づきませんでしたが、侮れじ幡ヶ谷!!
2019年7月19日
ある日本の絵描き少年
一昨日のワークショップに参加されてた方の関係者(パートナー?)が制作された作品ということで紹介されて見てみたら、これがもう素晴らしくて眠気が一気に吹っ飛んだ。 約20分です。ぜひ。 (2020.5動画リンク修正)
2019年7月16日